思った事

無能な働き者には価値が無い

ドイツ軍を再建したとされる当時の参謀総長(最終的には上級大将)であった
ヨハネス・フリードリヒ・レオポルト・フォン・ゼークト
(略称:ハンス・フォン・ゼークト)の組織に対する分類思考が、
自分のスタッフの配置や役割を考えるのに非常に役に立つ。

全ての軍人は4つに分類される。

1.有能な怠け者
これは前線指揮官に向いている。
有能だからこそ事の是非を決する事が出来る。
また、怠け者だからこそ部隊がいかに楽に勝利で出来るかを考えられる。

2.有能な働き者
これは参謀に向いている。
有能で状況を見極めることが出来るが、
働き者がゆえ、他人に任せず自分で動くほうが性に合っているため。

3.無能な怠け者
これは総司令官、または連絡将校か下級兵士。
自分で判断できず、自ら考え動こうとしない。
しかし、考えることを避けるので参謀の進言や上官の命令どおりに動くため。

4.無能な働き者
これは処刑するしかない。
理由は簡単。自分で状況把握や判断も出来ないのに勝手に動く。
その結果、間違いに気づかず余計なことをして悪化させるからである。

重要なのは「誰が判断するか」

ここでは「有能」と「無能」。そして「働き者」と「怠け者」という
分類によって組み合わせが出来ています。

では、その人が有能なのか、無能なのか。
働き者なのか、怠け者なのか。
これは誰が判断するのでしょう?

決して<自分>ではないんですね。

このゼークトの場合は、参謀総長であったために
人員の配属や役割を考える立場にあった。
つまり、判断はゼークト自身が行うということ。

会社であれば、人事部長や社長など
自分の地位や配属を決定することが出来る人が
有能か無能か、働き者か怠け者かを判断します。

自分ではないんですね。

いくら自分で「有能です!」「働き者です!」「頑張ってます!」と
力説したとしても、それを判断するのは他者なのです。

無能な働き者には、価値が無い

戦地では「状況把握」「戦況判断」がいかに重要かを物語っています。
一瞬の判断ミスが命取り。死んでから「やっぱりやり直しますー」というような
コンティニューは存在しません。

だからこそ、
的確な状況把握も出来ないのに 依頼された事以外の行動する
そんな人間が組織からはじき出されていくのでしょう。

過酷な戦地で生き残るには、
自分のオリジナリティではく、上官の指示をそつなくこなし
同時に周りをよく観察して、状況を把握することが大事。

もし、その状況が決して良くないと思っても、あなたは「行動」してはいけない。
上官に報告し、その判断を仰ぐ事が大事になります。

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