ビジネスでも「愛は盲目」という話。

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自分の会社で時間をかけて開発した商品や
扱っている商品を愛しすぎている人によく会います。

もちろん、販売する側がその商品に不安を抱えていては
お客さんはそれを敏感に察知し、購入まで至らないでしょう。

というよりは、自分の商品を客観的に見られないようでは
その市場で生き残ることは不可能。

今の世の中、完全なるオリジナル商品は皆無です。
似たような商品がすでに存在して、それらとの差別化を
明確に打ち出せるかが勝負の分かれ目。

だからといって、自分の商品の優れたポイントを羅列しても
それだけでは浅すぎるというもんです。

商品を愛する販売者は、自社商品の優位性しか語りません。
その商売が上手く行くことの方が少ないことになかなか気づきません。

なぜか?

既存ライバルに対して消費者が抱いている不満感を
きちんと把握しようとしない。

そして、把握していないからこそ
的外れなプレゼンをしてくる。

どんなに自社商品の優位性を語られたところで
それが消費者の求めているものでなければ全く無意味なんです。

その商品の売り上げを伸ばしたくて相談してくる
方は多いですが、消費者のニーズをきちんと把握してる
ことは本当にまれです。

あなたの商品が優れているのはわかりました。
問題はそれが消費者の求めているものかどうかです。

つまり、消費者目線で抱いた不満や不安。
それは販売者に見えていない事が多いということ。

そこを補えれば、どんなに大きなマーケットでも
勝つことができるのです。

個人であってもね。

※:消費者の潜在的願望を掘り起こすという手法も存在しますが
  それには時間と戦略が必要です。

  よい商品であれば誰かが買い、そこからクチコミで広がるという
  のを期待している会社さんも多いですが、やや厳しい。

  クチコミのようなバイラルマーケティングは、仕掛けがあってこそ。
  良い商品だからクチコミしてくれると思っていては、ちょっと違う。

  だって、その購入者さんは≪クチコミする理由≫が無いのですから。。。

 

商品を愛しすぎるがゆえに盲目にならないでくださいね。
愛は盲目ですから。。。^^

 

 

 

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MASHWORKS 管理人

mash2

添田 "マッシュ" 真人

映画製作の会社を退職し3年間の海外難民キャンプ放浪。帰国後に実践的なマーケティングを学び1993年に独立。『力学思考』をベースとした「戦わずに勝つ戦略」を提唱する異色の事業プランナー。

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