「ここだけの話」は高速で世界を駆け抜ける

よく聞く話ではある。「ここだけの話ね」が、ここだけで終わったためしがない。「ここだけの話ね」って誰かに喋った話は、必ず「ここだけの話だからね」と自分に帰ってきたりする。もはや落語だ。

さらに始末悪いのが「あなたを信用して喋った”ここだけの話”を、なんで他人に喋ったの?」?と切れてる人。その切れてる人が言ってる”ここだけの話”というのは、また、誰かから聞かされた”ここだけの話”だったりする訳です。

そいつが”信用”して話した相手が、誰かにその話をしゃべったとしても、悪いのは喋った相手だけじゃない。そもそも、”信用”なんていう目に見えないものを信じて、他に聴かせたくない”ここだけの話”を喋ってる自分が悪い。どちらが悪いという事ではない。どっちも悪いという話だ。

何が良くて、何が悪いか。勝手に人を”信用”して喋った内容を、他にバラされて”信用”を裏切られたと怒るより、君が簡単に考えた”信用”とやらを、もう一度考え直した方がいいのではないかな?という話。

ここだけの話って、高速で世界をめぐるからね。