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スケートボードを拾ったのでリペアしてみた

私的なライフログ
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スケートボードの板を拾った

近所を徘徊。。。いやいや散歩している時に、ゴミ捨て場にスケートボードの板が捨ててあった。かなり傷んでいるしウィール(タイヤ)も破損していたし。かわいそうな状態でした。

拾った直後の写真を忘れた!
すでにウィールもトラックも外した状態からでごめんなさい m(_ _)m

痛々しい感じ。かなり汚れて悲惨な状態。

表はこんな感じ。ごくシンプル。

 

まぁまぁ、削れていますがそれほどヘビーユーザーだった訳ではなさそうですね。

 

トラックを外した後の穴。サビサビ。

 

裏面のシールを削る

それほどスケートボードが好きな訳ではないし(移動の足としてはたまに使うが)この板に思い入れがある訳ではないんですが、暇つぶしも兼ねてちょっと綺麗にしてあげましょう。

最初から貼ってあったものなのか、前のユーザーさんが貼ったものなのかはわかりませんが裏面には色々なステッカーが貼ってありました。まずはこれをきれいにはがします。

 

登場するのは、このカッター!
これは「スクレイパー」というカッターで、削る専門の道具です。

 

薄く削る事が出来るので、シールもカリカリ削れます。

 

細かなシールもなんのその。気持ちいい♪

 

よし、どうですか?綺麗に剥がれました。

 

ヒビや割れた部分にパテを盛る

長いこと放置されていたのか、よく見ると結構傷んでますねぇ。表面の薄い部分もペリペリ剥がれてきていますし

 

ヒビや割れも目立ちます。これをそのままにしておいては美しいだけでは無く劣化が進み、時間がたつと破損する可能性もあります。だから綺麗に補修しましょう。

 

ここで登場するのは「木材補修用パテ」。床や柱の傷とかひび割れを補修するパテですね。

 

これをまずは、ヒビに押し込むように塗って。その上からなんとなく平らになるようにヘラで伸ばします。最終的には削ってしまうのできちんとした平でなくてもいいので。なんとなく平らになるように塗ります。

 

ね?決して丁寧ではないでしょ?(笑)こんな程度で構わないのです。ただし、割れ目の間にはきちんと押し込むように。

 

先端もこんな感じにでき上がりました。

 

パテをサンダーで削る

さて、傷口にパテを盛りましたら、今度は平になるまで削るのですが。。。手作業はつらいですよね(汗)そこで登場するのが(テタラララッタラー!)「サンダー」

 

電気の力でどんどん削ってくれる優れモノ。これを手作業でやるのかと思うと、気が遠くなってきます。良かったー買っておいて。

 

電動サンダーが終わったらこんな感じ。パテの部分だけではなく、薄皮のように木が剥がれていたので全体にサンダーをかけました。

 

ね?綺麗になったと思いませんか?これで裏面の下処理は終わりです。

 

表面のデッキテープを剥がす

それでは次に、表面の下処理を始めます。この表面に貼ってあるザラザラのテープ。デッキテープと言うんですが、これを剥がします。

 

あれだけ激しいアクションをするスケートボードだから、かなりキッチリ貼り付けてあると思うかもしれません。ですが意外に簡単に剥がれるんですよ。

まずは、先ほどスクレイパーで1か所すこし剥がして。きっかけを作ります。

 

あとは力任せにペリペリペリー♪

 

ね?あっという間に剥がれます。元々スケートボードのデッキテープは消耗品なので、交換がしやすいように剥がれるギリギリの粘着性で出来ているんですね。

 

裏面の塗装

先ほど、パテをサンダーで綺麗になった裏面に塗装を施します。

本当はニス仕上げで木目を生かそうと思っていたのですが、サンダーで削ったところ予想以上に木が汚かったので。。。たまたま倉庫に転がっていた「ラッカースプレー」で。黒くしてしまいましょう。

 

スプレー早っ(笑)あっという間に完成しました。しばし乾かした状態がこれ。

 

若干、サンダーが甘かったですかね。凸凹が見えてしまいます。これも味ということにしましょうw

 

デッキテープを貼る

次に、新しいデッキテープを貼ります。今回チョイスしたのは「グリズリー」のロゴが入ったこいつ。でも。。。ここで問題が。。。

長さが足りない(汗)

 

完全に甘かった。デッキのサイズを測るのを忘れてた。。。

長さを測ってみると92.5cm。

 

幅は24cm。

 

で。。。でかい(笑い)

仕方ないですねぇ。緊急手術ですw 真ん中からシャッ!っとカットして、端を合わせます。

 

空いちゃった所には、出ました得意のカーボン風カッティングシート!なんでもあるなぁ。うち(笑)

 

完成したのはこんな感じ。ん?お洒落じゃね? いいんです。そう思い込めばww

 

トラックを取り付ける

それでは足回り。まずはウィール(タイヤ)を取り付けるためのトラックをセッティングします。今回はネジにも拘りますよぉせっかくなんで。鮮やかな水色のこいつで取付けます。

 

今回チョイスしたトラックはこちら。名門「VENTURE」のスーパーライト。大き目のウィールを履かせる予定だったので「HIGHサイズ」。そして、デッキの巾が広いのは解っていたので、なかなか見つけられない5.8サイズ。

 

これを先ほどの鮮やかなブルーのビスで取付け。

 

表から見た色合いも可愛いじゃないですか♪

 

そんなこんなで、トラックの取付けはなんなく終了。

 

ウィールの取付け

それでは、トラックにウィールを取り付けてまいります。今回選んだのがこちらのウィール。

かなり大き目でございます。トリックと言うよりは普段の足としてのクルーザーを目指しているので、楽に進むように大きさは「70mm」。衝撃吸収と、近所への騒音配慮で柔らかさは「78A」。落ち着いた色はクリアブルー

 

そのソフトな大き目ウィールを支えるベアリング。巡行がスムーズにできるように、本当は高いベアリングをチョイスしたかったんですが。。。予算との兼ね合いで。レビューも評判が良かった、NIJYAベアリングの「スーパー雷神(ABEC7)」。コスパ最高らしい。

 

ウィールにベアリングをはめる時はコツがいります。まずは、ベアリングをこの向きでトラックに挿します。そこにウィールを乗せて、手でグイッ!っと押し込みます。

 

今度は反対側。次はそのままセットするので、まずはトラックにワッシャを入れます。

 

そして、同じくベアリングを挿して、先ほどのウィールを入れまたグイッ!っと押し込みます。(ウィールの向きは注意してね)

 

きちんとベアリングが入ったら、ワッシャ、ナットの順番でトラックに取付けます。この時、最後のナットはきつく締めすぎないようにしてください。緩すぎるとウィールが外れるし、きつすぎると廻らなくなるので。少しづつ様子を見ながらね。

 

両方取付けるとこんな感じ。いいじゃない!テンション上がってきましたわぁ。

 

トラックの高さを調整する

無事にウィールを4つ取付けて、試乗してみたら。。。ちょっと問題が。体重が重い訳では無く(ま、それがほぼ理由だが)若干だけウィールがデッキに干渉してしまうんです。カーブでね。いまはこれくらいの隙間。

 

仕方ない。少しだけトラックの高さを上げる事にした。そこで使うのがこのスペーサー。スケートボード用では「ライザーマット」と言うらしい。

 

これを本当は、2枚ほど挟みたかったんですが。。。水色のビスが短すぎた(汗)どうやっても1枚しか挟めない。でもこれで我慢しよう。とっとと乗りたいから(笑)

 

ついに完成!

出来上がりましたよ。マイクルーザー!黒光りが美しいでございます。

 

表面はこんな感じ。違和感なくね?まぁカッティングシートが薄すぎて、凸凹が目立つけどね(笑)気泡じゃないですからね。。。

 

最後にステッカーチューン

さて、みんな宣伝して欲しいのか各パーツにはけっこうな量のステッカーがついてきた。無料だし。別にカッコ悪くないし。

ただの黒光りも良かったんですが、やっぱり寂しいのでステッカー全部貼ってやった(笑)センスは問わないでください。。。

 

でも、悪くないでしょ?トリック用ならば裏面を見る機会も多いかもしれませんが、基本クルーザーだからね。あまり気にならないだろうし。多分。

 

今回のお値段は❓

 

さて、今回拾ってきたスケートボードを自分でクルーザーにリペアした訳ですが。そのお値段はいかに?
(工具類は、最初から持っていた自分のものを使いました)

スケートボードデッキ:拾い物 0円
木工パテ:308円
塗料(黒):倉庫の余りもの 0円
デッキテープ:1,200円
カッティングシート:倉庫の余りもの 0円
トラック:5,500円
トラック用ビス:550円
ベアリング:3,780円
ウィール:2,484円
ライザーパッド:880円
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総合計  14,702円

あ。。。新しいのが買えたかも。。。(爆)
いいんです。

楽しさはプライスレス!

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