古い友人と呑み。
今回はちょっと変わったものが食べたいということで、
鯨料理の専門店に行ってみる事にした。
鯨料理というと、
なんだか俺たち世代にとっては缶詰に入った堅い肉ってイメージ。
両親世代になると給食に出てきたとか聞いた事がある程度ですね。
場所は南流山。駅から徒歩数分の線路沿いのこちらのお店。
最初だけいやは予感がしたw お座敷が全部強引なテーブル席になってる。
くじらって、いいこと尽くしらしいです。
こちらがテーブルメニュー。
え?こんなに種類あるの?鯨料理って。
しかも、毎月9日はくじらの日で20%オフらしいですw
鯨料理が。太っ腹!!!
居酒屋メニューも結構あります。
じつは若い人たちに大人気なのは、玉子焼きらしいです^^
さて、最初に出てきたのはお通しの南蛮漬けかな?
手作りっぽくて、本当にウマい!
そして鯨の赤身刺。
うわ、上品なレバーみたいな感じ。臭みとかはまったくない。
こちらが、今回イチオシの鯨ベーコン。
これが驚きだった!
鯨ベーコンって、なんか薄くてペラペラで、周りがピンク色のを想像してました。こんな感じの。
でも、ここは違うんだよね。
色だけ見たら、ピンクのほうが綺麗だけど。
旦那さんに話を聞いたら、
そもそも一般的な鯨ベーコンはたいして肉のついてない脂メインの部位を使うとか。
そして、ピンクの部分も食紅で色をつけているそうで。
これも昔からの風習みたいだけど、やはり日本は紅白が目出度くて好きという事で、
わざわざ食紅でピンクの色を付け始めたとか。
しかも、もともと味の薄い部位を使ったベーコンに
食紅を塗ってしまっては肉が硬くなる。
それでは美味しいわけがないと。
ということで、こちらの鯨ベーコンは天然のままで、
肉の味も楽しめる箇所のベーコンなわけです。
嫌ぁ、まいった。
鯨料理のイメージががらりと変わりましたね。