1 Apr 2016

幼少期は虚弱体質で線が細く、
太れないという理由で親が真剣に病院に連れて行こうかと悩む
そんな子供だった。
その線の細い子は、やがて大人になり。
あの頃の心配はどこへやら。。。
かなり恰幅の良い大人になりました。
学生時代はテニスやラグビーに勤しみ。
卒業後は、スキー、パラグライダー、
そしてダイビングと趣味はスポーツ一辺倒。
時は流れて40歳半ば、、、
2015年7月:トライアスロン出場。
おっさんは宮崎のトライアスロン大会に出場!
一応の完走を達成した。
ただし、その内容のふがいなさに一念発起。
ちゃんとした肉体改造を始めることに。
もちろんダイエットも兼ねてね。
自己流ではなく、知人の紹介でパーソナルトレーナーをちゃんと契約。
それなりの代金も支払ってたんだが、
実はその内容がお粗末なもので。。。
2015年12月3日:パーソナルトレーニング開始。
「始める前に準備運動は意味が無いので行わない」
「トレーニングは形をほぼ教えてもらえない」
「常にMAX重量をひたすら根性でクリアする」
「終わった後のストレッチも意味がなのでやらない」
「食事メニューが大事。でも初日から呑みに誘われる」
。。。何か不安だ。
2015年12月7日:トレーニング2回目。
デッドリフト中に右足付け根の筋に鈍痛が走る。
身体の中から「ブチッ!」と音がした。
その違和感をトレーナーに伝えるも
「筋肉が成長しているんです!」と一蹴される。
2015年12月10日:トレーニング3回目
腰の疲労が取れない感じ。
ずっと重い。
2015年12月15日:トレーニング4回目
トレーニング4回目。
右足付け根の痛と、腰の重さは相変わらず。
2015年12月24日:腰に激痛
何か特別な動きをしたわけでもなく、
突然「腰」に激痛が走る。
まったく身動きが取れない。
立つことも座ることもできない状態。
2015年12月26日:右足も痺れ始める
朝、腰を伸ばすことも出来ず。
痛みと痺れは右足にまで広がる。
昔から世話になっている鍼灸院で
「右腰が尋常じゃなく腫れている」と指摘。
治療をしてもったが状況は変わらず。
次に、日頃メンテナンスをしてもらっている
鍼灸接骨院にそのまま診察へ。
「どうも状況が「椎間板ヘルニア」と似ているが、
場所がズレているのでレントゲンを撮った方がいい」
と助言される。
(接骨院は整形外科と違ってレントゲン設備がない)
2015年12月27日:レントゲン撮影
今度は近所の整形外科へ。
レントゲンを撮ってもらい
『第4脊椎と第5脊椎の間が潰れている』という診断。
しかし、椎間板ヘルニアであれば
前屈でも激痛が走るはずが今はそれがない。
しかも間欠跛行(歩くと下肢にしびれや痛みがでて、しばらく休むと収まる)
が出ているので単純なヘルニアではなさそうである。
だが、椎間板はレントゲンでは撮影することが出来ず、
MRIでしか映らないので設備のある病院を紹介される。
2015年12月28日:腰部脊柱管狭窄症と診断
検査結果が出るまで数日かかるが、
状況から見て
「馬尻型(後に神経根型であったことが判明)の腰部脊柱管狭窄症」
であろうという診断。
年の瀬になってしまったので、
明けてから診断結果を元にして
リハビリの担当医と一緒に原因と治療方法を検討しましょうとなり、
年内は終了。
※このリハビリ担当医さんが、昔アメフト部で筋トレにはまり、ボディビルダーを目指すうちにリハビリ専門医になっていたという経歴の人で話が早かった。ここまでの流れ、トレーニング内容、その時のウェイト、休養時間から日常生活の流れまでをヒアリングしてくれ、以下のような診断を頂いた。
普段の運動量が少ないために腹直筋、腹斜筋、腹横筋の可動域が狭い。そのうえ脂肪が多いので、特に腹直筋がかなり弱っている。
筋トレを行ってアウターマッスルを鍛える場合、基礎が出来ていない初心者はまず入念なストレッチで筋肉の可動域を広げ、弱っている腹直筋、腹斜筋、腹横筋などのインナーマッスルを正常な状態に戻事が重要。
腹直筋が特に弱っている状態で縦方向の加重トレーニング(スクワットやデッドリフト)を行ったため、加重をインナーマッスルが吸収できず、背骨に直に圧力がかかってしまった。
背骨は元々湾曲しているが、そのバネの役目をする腹直筋がほぼ機能していないために背骨が全ての加重を受け止めてしまったのだろう。
おそらくこの推測で間違いないと思う。
2016年1月7日:今後のリハビリスケジュール確定
検査結果は「神経根型 腰部脊柱管狭窄症」であり、
それが原因で「軽度の椎間板ヘルニア」も併発してしまっているとの診断。
第4、5脊椎の間の椎間板が骨盤部分の神経を圧迫し、
そこに束になっている下肢への神経まで押してしまっている。
そのため、背筋を伸ばす
→ 骨盤に繋がる神経を圧迫
→ そこに束なる神経のうち右下肢に繋がる神経を圧迫
→ 結果、右足が痛みと痺れで立てなくなる。
という流れのよう。
今後は、リハビリ担当医と相談しながら治療も進めていくことに。
2~3カ月痛み止めの薬とリハビリ治療をメインとし、
痛みが増したり状況が改善されないようであれば
「手術」をすることになるという。
2016年1月8日:リハビリ開始。
電気治療のベッドにうつ伏せになるのも辛い。
うつ伏せは必然的に背筋が伸びてしまうために右足に激痛が走る。
仰向けになる訳にもいかず、
電気治療が終わるまでの間はモゾモゾ動きながら
歯をかみしめて油汗まみれになる位の辛さ。
リハビリは可動域の確認と先生の補助付きストレッチ。
激痛。
2016年1月27日:発症から約1ヶ月。
右腰から右足にかけて出ていた痛みは、
腰の中心部に移動。
今は足よりも腰自体が痛い状態。
これは、狭窄症が改善していく過程に見られる症状で、
回復の方向に向かっているらしい。
その結果をみて、先生から
「もう手術はしなくて大丈夫そうですね」
とのお墨付きを頂いた♪
ここからリハビリ生活は続く
2016年2月28日:目標だった東京マラソンを辞退
初応募で当選した「東京マラソン」。
目標にしていた、東京マラソンに出られない事が確定した時は
さすがに凹んだなぁ。。。すごく楽しみにしてたのでね。
(エントリーだけは行きましたがww)
2016年4月:運動再開OK
リハビリの先生からも、運動再開のOKが出ました。
まずはプールトレなどから軽めの運動を再開。
そしてまた、いつかトライアスロンに復帰できる日まで。
マイペースではありますが「肉体改造」を始めていこうと、
そう決意したわけです。
さ、まずはこの療養中に増えてしまった約15Kg(笑)
それをどうにかすることから始めましょう。