大会当日
05:00 起床。準備開始。
大会当日は、朝からけっこうな過密スケジュール。道具の準備も完璧のはずなんだが、何度も何度も見直す。一番トライアスロンらしいのは、この腕のナンバーでしょう。昔はマジックで書いてもらうのが普通でしたがいまは濡らして貼るタトゥーシールのようなものが主流ですね。
06:15 集合
メンバー全員が、うちの部屋に集合。会場まで徒歩5分なので、ゆっくり向かいます。
06:30 バイクをトランジットに搬入
一度、ベース基地に荷物を置いてから、必要なものだけをもってトランジットに向かいます。ここにバイクを預けると、あとは大会終了まで会場の外に持ち出すことは出来ません。ですので、預けるときもゼッケンやバイクナンバーをきちんと貼っておく必要があります。
07:00 準備開始
まだスタートまで時間があります。トランジットに預ける時間は決まっているので、それさえ間違いなく終了してしまえば、ほんの少しだけゆとりが出来る。各々、水分補給をしたり、日焼け止めを塗ったりします。
07:40 着替え
7時50分から8時10分までの20分間だけ、本コースの海で試し泳ぎが出来ます。当日の海の温度や雰囲気を感じるためにも、試泳は必ずやっておいた方がいいでしょう。
07:50 試泳スタート
20分間の試泳です。身体をゆっくり水に慣らします。全カテゴリーの選手が一斉に海に入るので、ここでもメンタルの特訓になりますね。C氏はこの時点で、突き指をしていました(汗)
08:20 スタート付近に移動
私の出場するカテゴリーはスタートが8時38分。その10分前にはスタートエリアに入ってなくてはいけません。私の3分前には、下の世代のカテゴリがスタートするので、仲間の中で一番早いスタートの人に合わせて移動開始します。この時点では、空元気ででも、テンションを上げておかないとやってられませんw
まだ記念撮影の余裕もあります。
時間が迫ると、ぞろぞろと選手が集まってきます。
宮崎市長も選手として出場します。ご挨拶。
さぁ、行ってきますよ!
ついにレースがスタート
08:38 スイムスタート
今回のスイムは、とにかくキツかった。。。試泳のときに解っていたはずなんだが、浮遊物が多くて体によくあたる。そして、水が濁っていて、視界も悪い。さらに写真でもわかるように、物凄くウネっている。
右回りのコースで、左ブレスしかできない私は何かと不利。コースロープが見れないのでルートから外れていくし、向こう正面では波を顔面でもろに受ける事になる。とにかく泳ぎ始めて数分で「来るんじゃなかった」と嘆く事に。ま、毎年、スタート直後にそう思うんですけどね。
それでも、何とか陸までたどり着いた。
09:48 バイクスタート
一転、バイクは自信があるだけに(というほどでも無いがw)それほど苦労は無かった。むろん、楽では無い。。。有料道路の長い直線、海風がモロに当たるし、意外にアップダウンも激しいし。後半は、何度か足がツリそうになったのを騙しだまし走った。
何はともあれ、有料道路を走るコースでは、応援の女子高生が少なくて、なかなかテンションが上がらないですな(笑)
11:17 ランスタート
もう、ランは地獄以外の何物でもなかった(汗)過去一番暑いんじゃないかと思われる炎天下、そして、今までは5Kmが2周だったのに、今年から2.5Kmを4周に変わった。応援が多くていいという声もあったが、いやはや、なんだか飽きてくる^^; でも、2.5Kmの中に給水ポイントが2か所もある。つまり、4周って事は8回も給水がやってくるのだw これはいい。
が、やはり私にとって、ランが鬼門。後ろから追い抜いていく仲間や沿道の声援に後押しされながら、なんとか走り切ってゴールを目指す。
そして感動のゴール
12:48 ゴール
やりました。。。何とか、命からがらゴールしました。
ゴール直後に両足がツッてしまい、もはや初代ロボコップのような後ろ姿w
ベース基地に何とか戻ってきたら、もう終わりです。完全に足がツッてしまってます。悶絶。
仲間に靴下を脱がせてもらい、死亡。。。
ゴールしたらもらえるもの
ゴール直後にもらえる、フルーツジュースとバナナ。このバナナひとつひとつにメッセージが書かれていて。こういう小さなホスピタリティでも感動しますよね♪
宮崎トライアスロン、もう一つのお楽しみ
それがこのシェラトンカレー!毎回、売り切れ必至の人気メニュー。シェラトンホテルのシェフがこの日の為に仕込んだスペシャルカレー!。なぜか、毎年100円づつ値上がりしてくのは秘密ですw
レース総括
出場する。そして完走したらみな勝者。
タイムはもう書く事も無いくらい散々たるものでしたが、いいんです。トライアスロンは自分との闘い。恐怖に負けることなく当日を迎え、最後まで完走することが一番の勇気なのです。
仲間もみんないい顔してます。
ボスA氏。この人が居なかったら、私はトライアスロンに挑戦しようなんて考えなかったでしょう。
T氏。様々なイベントに同行してもらって、一番よく遊んでるかも。
U氏。いつもナヨナヨイメージだったんだが、ポテンシャルは半端なし。
超絶アスリートのK氏と、一番年長者なのに一番タイムが良いC氏。本当に刺激を頂きましたね。
まぁ、仲間がいるからさぼれないw 仲間がいるから頑張れるんですよね。
今回、色々な事情で来れなかった人も居た。でも一番残念なのは「まだスイムに自信が無いから」という理由で直前にキャンセルした人が居たこと。トライアスロンを完走できる自信なんて、初出場でで出来るわけがない!まずはチャレンジなんですよ。それで、自分が途中でリタイアしてもいいじゃない。そこが今の実力。次の年は、その一歩先に成長すればいいだけ。
トライアスロンは、恐怖に打ち勝ってエントリーし、当日スタートラインに立った人はみな勝者だと言われます。出場してみて、本当にその気持ちがよくわかる。まずは一歩踏み出すことですよね。うん。
何はともあれ、2019年のトライアスロン挑戦もこれで終わりました。また来年も必ず帰ってきたいですね。もう少し成長して(汗)
17:30 夕食へ
もうみんな体がガタガタです。ホテルに帰っても、水着やウェットの片づけとか色々ありましたしね。それでも、終わったからには街に繰り出すのです。
食事の様子は宮崎グルメ編にて。
つづく