≪なぜ、最初の一歩を踏み出せない人が多いのか≫
という話。
どんなにチャンスが巡って来ても、どんなに良いタイミングを見計らっても、
最初の一歩で躊躇する人が多すぎるのはなぜでしょう?
それはおそらく、≪現状に満足しているから≫です。
当人的には
「いや、まだまだ満足していません」とか
「もっとビッグになりたい」とか言うのかもしれませんが…
だったらヤレばいいんですよ!
それが、生死を分ける問題だったら話は別です。
最初にものすごく大きな投資が必要な場合も色々準備が必要でしょう。
でも、それ以外だったら考える必要すらないでしょう。
たいていの人は、≪失敗≫を恐れます。
でも、本当は≪失敗≫って怖くないんですよ。
人が恐れるのは、それに付随してやってくる「誹謗」「中傷」「汚名」
だいたいそんなところです。
だから何なのでしょう? 死ぬ訳じゃあるまいし(笑)
実際は上を目指しているように見えて、
本当は今の地位よりも下に落ちるのが怖い
この理由で一歩を踏み出せない人がほとんど。
自分が失敗することで、多大な被害をだれかが蒙るのであれば
それはよく考えなくてはいけません。
でもそうじゃなかったら、まず最初の一歩を踏み出すべきです。
自分の立ち位置が落ちたなら、また上がればいいんですよ。
そして、それでも一歩を踏み出せない人は、きっと
ビジョンが明確じゃない人。
たとえばマラソン大会。
「42.195kmを走りきれ!」と言われてもスタートすら出来ない人。
その理由は
≪これ走っても何かもらえる訳じゃないし≫
≪1位になれるわけないから≫
≪TVにも映らないし≫
≪途中でリタイアしたらカッコ悪いし≫
≪俺に走れるわけないし≫
≪きっと走りきれないんだからヤルだけ無駄だし≫
≪疲れるし≫
とかでしょうね。
【ゴールした先に何があるのか?】
これを明確にイメージできれば何でもやりますよ。
マラソン選手でもそうでしょう?
「自己ベストを更新する」
「良い順位をとってオリンピックに推薦される」
「自分がどこまで出来るか見てみたい」
そんなビジョンがあって、日々の練習も頑張れるんです。
≪でも、疲れるしな…≫
なんて躊躇してる人は一人もいないでしょう。
もし誰かが最初の一歩を踏み出せずに躊躇しているなら、
助言してあげてください。
【仮に失敗したとしたら、貴方の失うものは何ですか?】
【その一歩を踏み出し、ゴールしたらどんなに素晴らしいですか?】
それでも躊躇するようならば…
≪その人は、それで幸せなんだ…≫
と納得し、そっとしておきましょう。
ま…それも、人生ですから。