あなたのお店が、大通りに面したお店だとします。
いまやってるアクセスアップというのは
『はい! いらっしゃい! いらっしゃい!!』と
叫んでいる状態。
インターネットという大通りを歩く、あかの他人に対して
自分の店の存在を気付いていただく…そんな状態です。
これは「集客」ではありません
たとえば、大通りを歩く他人が
あなたの大声に驚いて、1日1000人も振り向いたとします。
それでも、お店に入ってくれた方は100人程度。
商品を買ってくれた人なんて5人だったとします。
『今日はどうだった? お客さん、何人来た?』
そう聞かれたら何て答えますか?
≪お客さん、1000人きたよ!≫ とは言わないですよね?(笑)
ほとんどの人が、
≪お客さんは100人来たけど、買ってくれたのは5人だったよ…≫
そう答えると思います。
いいですか?
「集客」とは、その字のごとくお客様を集める事を言います。
お客様というのは、自分の商品やサービスにお金を出してくれる人。
お金を出してくれて初めて「お客様」です。
その前は、「見込み客」と呼びます。
先ほどの例に置き換えると
大通りを歩いている人は、ただの「他人」です。
1000人を振り向かせても、それで「認識」しただけ。
店に入ってきた100人が、「見込み客」
買ってくれた5人が、「お客様」です。
これを、きっちりイメージしてください。
ブログやホームページに置き換えます。
アクセスアップを目指しました。
その結果の訪問者数…これが「認識」レベルです。
訪問してくれて、すぐに離脱せず、きちんと読み込んでくださる訪問者。
この方々が「見込み客」です。
そして、商品を買ってくださったり
サービスに申し込んでくださった方々が、「お客様」になります。
「他人」→「認識」→「見込み客」→「お客様」
あなたのターゲットは、このように変化しています。
裏技も細かなテクニックも、実は必要ありません。
ある意味、一番重要なポイントが
ターゲットにあわせて、マーケティングを考える
という基準です。