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「ランチェスター戦略」その⑥ 7つのシンボル目標値

7つのシンボル目標値

ランチェスターでは『市場シェア』というものを重視します。シェアを何%取ることを目標にすればいいのか?どれだけのシェアを抑えれば、その地位は安泰なのか?それらを判断する基準に【7つのシンボル目標値】というものを用います。最後にご紹介しておきますね。

———-【7つのシンボル目標値】———-

占有率
73.9%:上限目標値
ほぼ独占的となり、その地位は安泰となる。
ただし1社独占は必ずしも安全とは限らない。

41.7%:安定目標値
地位が圧倒的に有利になり、立場が安定する。
首位独走の条件として、大企業がかかげる目標値。

26.1%:下限目標値
トップになる事の出来る強者の最低条件。
安定と不安定の境目で、これを下回るとNo.1であっても安心できない。

19.3%:上限目標値
現在は弱者ながら、トップを狙うにふさわしい位置

10.9%:影響目標値
マーケットに影響力を持ち始める数値。
シェア争いに加わるには、最低条件。

6.8%:存在目標値
ライバルにその存在は認められるが、マーケットへの影響力は皆無。
大手企業の場合、この数値を下回ったら撤退する基準にしている場合も。

2.8%:拠点目標値
現状での存在価値は無いに等しい。

弱者のための戦略「ランチェスター戦略」の考えをベースに「力学思考」の要素をプラスして、圧倒的な勝利を手に入れて下さい。

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