16 Feb 2021

アメリカの発明家「レイ・カーツワイル」の提唱した理論に
『収穫加速の法則』というのがある。
たとえば「飛び込み営業」を例にして説明します。
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最低でも毎日10件は飛び込み営業をするぞ!
そして最低でも1日1件の成約を目指す!
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こんな目標の営業マン。
10件まわって1件成約なので、成約率は10%。
これを単純計算で考えると、営業件数は
1日10件 x 30日 = 月に300件。
成約が10件に1件の割合だから
300件 x 10% = 30件。
あたりまえだけど、1ヶ月経ってもやはり成約率は10%。
しかし!物事には
一つの発明は他の発明と結びつき、次の発明までの期間を短縮する
という「収穫加速の法則」が存在します。
先程の例でいうと、
最初は1日10件だった営業も慣れれば1日に20件は廻れるようになる。
セールストークも上達し10件まわれば3件は成約できるかもしれない。
営業件数は
1日20件 x 30日 = 月に600件。
成約が10件に3件の割合だから
600件 x 30% = 180件。
これは、成約率30%ですね。
しかも、ただ成約率が3倍になったのではなく(90件になるはず)
廻る件数も増えているので、成約件数は既に6倍になっています。
何が言いたいかというと、
ひとつの経験を達成すれば、次の経験達成までの時間はどんどん短くなる
ということ。
それが「収穫加速の法則」。
投資も貯金もダイエットだって同じ。
「こんな事やってたって、何にもならないよ」と思っても
続ければ続けるほど、どんどん加速していくものなんですな。
最短の近道は、≪継続する≫ことでしかないわけさ。