
「合計達成率」を100%にする
常に《最終ゴール》に向かって《達成率100%》を目指すのは悪い事ではないし、間違ってはいない。しかし《最終ゴール》を目指すが故に達成率が著しく低下するならば考え方を変えることも必要。逆算の発想である。全力で1000mも走れないが300mなら全力で走れそうだ→だったら300m走の選手になればいい。ラーメン10杯は食べられないが1杯のスピードなら誰にも負けない→だったら大食いではなく早食いスターを目指せ。人間はとかく《最終ゴール》を目指したがる。そして低い達成率に悩み苦しむ。だったら逆算の発想をすればいいだけ。100%の達成率を叩き出せる位置に最初のゴールを設定する。それを達成したら少し遠い場所にゴールを設定する。これを繰り返す。《最終ゴール》を目ざして道半ば50%の場所で力尽きた。次の挑戦も60%の達成率で終わった。その次は奮起して80%まで達成した。努力を重ねて100%の達成率を達成!(日本人はこういう感動努力物語が大好き)100%を目指して50%まで達成。次は60%、80%、100%と推移した。手に入れた結果は累計で290%になる。ただし《最終ゴール》に到達するという目標で見たら、成...