『仕事&作業』。この二つを勘違いしている人が、あまりにも多い。
『昨日、会社案内のホームページを明け方まで作ってたよ』
これは作業です。
『深夜までかかって、メールマガジンの原稿を書いてた』
これも作業です。
『営業メールを100通も送った』
これも作業。
『お客様に、サポートメールを100件返信した』
これは仕事です。
この勘違いをまず無くさないと、絶対に稼げません。
仕事も作業も、大きな意味では目指すものは≪利益≫です。
仕事の中に作業があります。仕事の先に利益があります。
『昨日、会社案内のホームページを明け方まで作ってたよ』
それが専門の部署に在籍しているのなら、仕事と呼んでいいですが
通常はサイトを作る行為は作業です。
10個作っても、100個作っても利益なんて発生しません。
それが公開され、訪問してもらって、そこから購入されて初めて報酬です。
『深夜までかかって、メルマガの原稿書いてた』
あなたが、ライターさんでメルマガの原稿執筆を依頼され、
それで利益を生むのであればこれは立派な仕事です。
メルマガの原稿を書いただけでは1円にもなりません。
それを配信し、読者が読んでくれて、そこ経由で購入してくれて初めて利益がでます。
『営業メールを100通も送った』
DM発送業者で、送る事によって報酬が発生するビジネスモデルであれば、
これも立派な仕事でしょう。
営業メールやDMを送るだけでは、まったく収入になりません。
それを読んでくれた人が、何らかのアクションを起こしてこそ利益が発生するんです。
『お客様に、サポートメールを100件返信した』
自分の商品に、最初からサポート契約があるのならば購入者は、
そのサポートに対しても価値を感じて購入したはず。
つまり、そのサポート自体がお金(利益)を生んでいるのでこれは仕事なんです。
なんで、こんなややこしい話をしているのか?
この部分をがわからない人が多すぎるから。
どんなに忙しくたって、それが「作業」だったら、経営者は評価されません。
マーケットに乗り利益を呼び込んで初めて「仕事」と呼べるのです。
毎日毎日、忙しいからといってそれを自分で自分に「仕事」と
言い聞かせないでください。そこで満足して、何もしなくなっちゃうから。
最近、この作業に時間をかけすぎる人が多い。
その作業をやっている事で、満足する人が多い。
考え方、視点、その全てをビジネス脳で見てください。
自分が何に時間を一番かけるべきか。それがだんだん見えてくると思いますよ。
時間がない、時間がないと叫ぶ前に無駄な作業を手放してみたらどうですか?
具体的にどうするか?
【仕事は自分で仕切り、作業は他者に任せる】
限られた時間は、万人共通で1日24時間ですから。