選択は「正しいと思う方」よりも「間違えにくい方」を選ぶ
ビジネスというのは、常にトップを目標に据えるのが基本。 しかし、一気にトップに躍り出ること考え、二番煎じや三番煎じを嫌う傾向が 多々見られます。 既に誰かの通った道の場合、その険しが見えている。 それ故にどうしてもショートカットを目指してしまうんでしょう。 例題で考える。 あなたの畑は今、ここ最近の雨不足によって土がカラカラに乾き、 農作物が瀕死の状態になっている。 一刻も早く畑に水を引かないと畑は全滅してしまう。 しかし、潤沢な資金がある訳ではないので選択肢も少なくなってしまう。 方法は2つ。 (1)目の前の山に流れる水量豊富な小川から、水路を使って水を運ぶ (2)地中深くに地下水が眠っている可能性があるので井戸を掘る方法 どちらを選ぶか。 山から水路を引いてくる工事には最低でも『10日』かかるらしい。 しかし井戸は、準備を含めて最短で『3日』ほどで水脈に到達する予想。 一刻も早く畑をよみがえらせなくてはならないし、 時間が長くなればなるほど人件費もかさんでしまう。 この時点で選択肢は水路一択になるような気もするが。 本当にそうだろうか。 水路工事の場合、そもそも山に流れる川の姿は多...