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2016-10

戦略&テクニック

ボジティブな計画をたて、ネガティブにシミュレーション、そしてポジティブに解決策を模索する

戦略を練る段階でスタッフに必ず言ってること。それは 全ての事柄に理由をつけろ ということ。 シミュレーションのプロセスにおいては、 ありとあらゆるパターンを想定して考えます。 当然それは<想像>という枠を抜け出ません。 想像である以上、正解かどうかはわからない。 解らないからこそ、徹底的に脳みそに汗をかいてシミュレーションをする。 これが非常に重要。 この程度でいいんじゃない? だいた普通はこんなかんじよね? こんな思考では絶対に勝ち抜くことは出来ません。 だからこそ、出される想定においては 全てその理由を考えるように言っています。 なぜその流れになるのか? その時に相手は何を求めてくるのか? 結果、どのような成果を得る可能性があるのか。 全ての想定に理由をつけなくてはいけない。 でも、ここを勘違いしてくるスタッフもいる。 それは『出来ない(失敗する)理由』を徹底的に考え抜いている時。 しかし、これも無駄ではないのも事実。 視点をちょっと変えてみましょう。 『出来ない理由』を『成功する条件』と言い換えればいいだけ。 一番怖いのは、失敗しない事よりも 失敗した時に、なぜ失敗したかがわから...
マインド

あなたの好みが正解とは限らない。

プロフェッショナルとは、自分を信じる心が大事です。 まずは自分の軸をしっかり持って、そしてブレずに信じ続ける事が大切。 ですが、自分が完璧だと思う商品やサービスでも、 お客様がNOと言えば、そこでビジネスは成立しません。 商売である以上、成立しなければ存在意義も無い。 自分の軸が正解か不正解かは問題なのではありません。 時には、クライアントさんの意向に100%沿う事が正解かもしれない。 時には、クライアントさんの間違った解釈を正してあげるのが正解の時もある。 時には、クライアントさんとの関係を断つ事が正解なのかも。 ビジネスにおいて重要なのは、 自分の軸=正解 とは言い切れない。…と、言う事を受け入れる。 と、いうこと。 決して、自分の軸をコロコロ変えろと言ってる訳じゃないですよ。 自分の軸はしっかり持ち、それでいて自分がいま直面している状況において 本当の正解はなにか?を見極める事が大事。 自分の好みを市場に受け入れさせるのもビジネスならば、 市場が求めている物に、自分の好みを合わせるのもビジネス。 商品を売るのもビジネスならば、 商品を買ってもらうのもビジネス。 仕事においては、 ...
タイムマネジメント

タイムレバレッジ~時間が無いと嘆くなら、他人の時間を有効活用

知識、スキル、人脈、そして時間。自分の手持ち資産には限りがありますから、 ビジネスでは常にレバレッジを意識しないとなりません。 成果があまりう出なかったときに、やたら聞く言葉が 時間が無かったから このブログで何回もお話させていただいてますが 時間は万物共通に平等に与えられた唯一の資産です。 ミミズだって、オケラだって、アメンボだってー 皆同じ24時間を生きています。 時間が無いのではなく、時間の使い方が下手なんです。 そこで、先程のレバレッジ。 これは投資の世界でよく使われる用語です。 レバレッジ=テコの原理を利用するように、信用取引などを活用して 手持ちの資金よりも大きな金額を動かすことを差します。 お金も時間も同じ資産です。 あなたは大切な資産(時間)を投資して、お金を得ようとしています。 これも立派な投資の世界。もっとレバレッジを意識してみましょう。 自分の時間は増えません。 あたりまえですが、実質的に時間が増えるわけがないので、 ≪手に入れる時間≫というのは必然的に他人の時間ということになります。 今まであなたがやっていた作業を徹底的に洗い出し、 外注さんや家族や仲間に手伝っ...
仕事の話

他者評価よりも自己評価を求める、競争思考のない「ゆとり世代」に仕事を頼むには

ゆとり世代、さとり世代、そんな若者が社会に出始め ビジネスとして接する機会も多くなってきた。 むろん、全員が全員ダメな訳ではない。優秀な方もたくさんいます。 ただどうやっても使えない人間の比率は確実に上がっていると思う。 絶対数が少ないのに(私の頃はベビーブーム)イラっとする社員に 出会う確率は確実に増えている気がする。 ◆ゆとり世代は、甘やかされ世代 そもそも、ゆとり世代とか後付けのカテゴライズではあるが その本質は「甘やかされ世代」だと思っている。 世はバブルが終わり不景気に突入。 それど同時に少子高齢化時代。 お年寄りが増え、いたわりの心が大切になってくる。 そして災害が増え、支え合いや助け合いの精神が美徳とされてくる。 もちろん、それは大事な心です。 ですがいたわりの心、支え合いの心が強調され過ぎて 競争心が無くなってきていることも事実。 何かあったら、誰かを助ける。 それは大事なこと。 でも同時に、転じて何かあったら他人が助けてくれると信じてる。 ここが問題。 仕事上でも「出来ませんでした」という選択肢がない事を理解していない。 出来なくても誰か助けてくれるという安心感がある...
戦略&テクニック

弱者が交渉を成功させる2つのポイント

商談やプレゼンをする場合に、その成功率をアップさせる2つの簡単な方法。 (1)一番トップから攻める。 (2)常識の裏側を見せる。 これだけ。 大きな会社ほど これが業界の普通だよ 今までこれでやってきたんだよ といった意味のない常識に固められています。 その常識を裏から攻める戦略を考え、 一番大手(トップ)からプレゼンを開始。 すでにある分野で成功している会社は 非常に嗅覚が優れている可能性が高い。 常識に甘んじることなく、挑戦心は持っています。 でもその「常識」から抜け出せないのも事実。 だからこそ、一般的な常識とは別のアプローチを仕掛けると 本当に容易に話がまとまります。 大企業であればあるだけ「差別化」を意識しています。 そして、意外に「面白い事」に飢えていたりするんですね。 時には中堅や下位企業の方が保守的だったりします。 注意深く辺りを観察し、 足を止めている人の背中を押すのは難しいですが、 走っている人の背中を押して方向を変えちゃうのは簡単なのです。
戦略&テクニック

後発だからこそライバルとの差別化が容易になる

「ブルーオーシャン」という言葉をよく耳にします。 まだ誰も手を付けていない市場=まだ青い海=つまり「ブルーオーシャン」 という訳ですね。 まだ誰も手をつけていないからこそ、そこでビジネスを展開すれば ライバルも少なく容易に勝者となれる という感じで使われます。 ライバルが少ないからこそ容易に勝者となれるかもしれません。 ですが、それって継続しますかね? 魚が一匹もいない海だったら話は別ですが 豊富な魚がいるにもかかわらず、まだ誰も手を付けてない海があったら 確実にすぐにライバルが参戦してきます。 「先駆者ポジション」を取ることは重要です。 でもそれだけでは稼ぎ続けることはできません。 ビジネス界では、よくある話。 弱小企業や個人事業主があたらしいアイディアで市場を開拓し、 それが話題となり利益を生み出すとどうなるか? 必ず、自分よりも大手が資本を投下してきて 勝負を挑まれます。 決して見逃してはくれません。 徹底的に総攻撃をしてきます。 では、どうするか? あえて、ライバルが多かったり大手が仕切っているような市場 そして開拓されてから歴史がある市場に注目します。 イメージは、大型船が海...
仕事の話

「あたりまえ」を壊せば利益が生まれる

成熟期で燃え、衰退期で狂喜乱舞。 先日、ミーティング中に 成熟した市場ほど チャンスは多いよね という意見が出た。そう、その通りなのだ。 「そこか!」「そうきたか!」「なるほどぉ!!」と、 新しいビジネスを興すときに必要なのは「驚き」。 実は儲かるかどうかでは無い。 利用する人間、つまりお金を落とすお客様をいかに驚かすか。 そこが重要。 驚かすとはどういうことか? それは予定調和を崩すこと。 予定調和と言っても「ライプニッツ」とか「モナド論」など難しい話はしない。 自分の思った通りに完結する事という意味である。 映画やドラマもそう。自分が思った通りの展開や結末を迎えたとしたら 人気なんて出ないでしょう。 人は、予定調和が崩されることを期待しています 貴重な時間を浪費して、予定調和を崩してくれるドラマを見ます。 お金を払って、自分で移動してまで映画館で映画を見ます。 テトリスのように「解く」ことが目的だったパズルに ロールプレイングゲームの成長、新化、パーティー要素などをプラスして ヒットしたパズドラこと「パズル&ドラゴン」。 ネットでクレジットカード番号を入力して買い物するのが危険だと...