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旧原稿

戦略&テクニック

【収穫加速の法則】加速しながら成功に近づく

アメリカの発明家「レイ・カーツワイル」の提唱した理論に 『収穫加速の法則』というのがあります。 たとえば 「毎日10件の飛び込み営業で1日1件は成約を取る」 と目標をたてた新人営業マンがいたとします。 基本的には10件廻って1件の成約ですから成約率は10%。 1ヶ月を30日として考えると、 1日10件だから1ヶ月で(10件x30日)300件の訪問。 成約率が10%だから(300件x10%) 1ヶ月に30件の成約を取る目標ですね。 しかし実際はこの程度の数字には収まらないかもしれない。 最初は10件廻って1件の制約かもしれないが、 セールストークのコツをつかんだら 10件で3件の成約が取れるようになってきた。 廻り方も考えるようになってきて、 今じゃ1日に20件は訪問できるようになった。 1日20件の訪問だから月間600件。 10件につき3件の成約だから、 1ヶ月で180件の成約が取れるようになる。 これは 一つの発明は他の発明と結びつき、次の発明までの期間を短縮する という「収穫加速の法則」が作用したからなんですね。 しかも、成約率が10%→30%で3倍だから 成約件数も3倍という事じ...
仕事の話

銀行が一瞬にしてお金を作り出す錬金術の秘密

この世に存在するお金を自由に増やせたら凄い事だが 実は魔法使いや犯罪者でなくともそれが簡単に出来るんです。 今日はそんなお金に対する固定観念を破壊するお話。 銀行が一瞬にしてお金を作り出す錬金術の秘密 ≪銀行≫という所は 他人様から預かったお金を別の人にまた貸しして その利息を得るという商売ですね。強引ですけど。 この銀行の錬金術。 まず魔法の呪文として「準備率」という言葉があります。 これは、貸す金額に対して用意しておかなければいけない金額を 算出する数値です。 その金額を日銀に預けておけば ≪銀行≫としてお金を貸し出してもいいよーという基準。 13世紀のイタリアで銀行業がスタートしたときは 準備率は100%だったそうです。 つまり、100万円を人に貸すときは 実際に100万円を保有していなければならないって事。 それが驚くことに 現在の日本の法律による銀行の準備率は≪0.01%≫に設定されています。 1万円しか保有していなくても その10000倍の1億円まで融資することが可能 その準備立を使った錬金術の方法。 ------------------------------------...
マインド

脳は「逃げる」ことを「テクニック」だと勘違いするわけで

主催しているFXコミュの参加者が2パターンに別れてきた感がある。一般的に見ると「やる気がある」と「やる気がない」に見えるけど、そうじゃないと思うんだよね。ようは優先度。 よく「誰もが同じ24時間」とか言われるけども、それは基本的に「誰もが1日24時間の中で生きている」って事であって、決して《同じ24時間》ではない。学校に通ってる学生さんは夜は「自由時間」かもしれないけど、日中に肉体労働している土木作業の方なんかは残りの時間は「休息時間」だろうし、サラリーマンだって帰宅後は「自分の時間」が取れる人もいれば「家族サービス」の人だっている。誰もが1日24時間の中を生きているが決して《同じ24時間》ではない。 そんな中で直接的に生き死にに関わることのない「投資」に割く時間の重要度は人それぞれだろう。つまり、1日24時間の中で「投資」に充てる時間の《優先度》が違うというだけ。だから進みが遅い人を罵りはしないし、極端にお尻を叩くこともしない。歩幅は人それぞれだから。 それでも歩みを止めない人は確実に経験値を重ねてくる。自分が気づかないうちにね。そしてその経験値ってやつが開花するタイミングは自分では...
仕事の話

「ここだけの話」は高速で世界を駆け抜ける

よく聞く話ではある。「ここだけの話ね」が、ここだけで終わったためしがない。「ここだけの話ね」って誰かに喋った話は、必ず「ここだけの話だからね」と自分に帰ってきたりする。もはや落語だ。 さらに始末悪いのが「あなたを信用して喋った”ここだけの話”を、なんで他人に喋ったの?」?と切れてる人。その切れてる人が言ってる”ここだけの話”というのは、また、誰かから聞かされた”ここだけの話”だったりする訳です。 そいつが”信用”して話した相手が、誰かにその話をしゃべったとしても、悪いのは喋った相手だけじゃない。そもそも、”信用”なんていう目に見えないものを信じて、他に聴かせたくない”ここだけの話”を喋ってる自分が悪い。どちらが悪いという事ではない。どっちも悪いという話だ。 何が良くて、何が悪いか。勝手に人を”信用”して喋った内容を、他にバラされて”信用”を裏切られたと怒るより、君が簡単に考えた”信用”とやらを、もう一度考え直した方がいいのではないかな?という話。 ここだけの話って、高速で世界をめぐるからね。
タイムマネジメント

時間を無駄にするアホには興味がない

どうも、時間にルーズというか 快楽至上主義者というか。 大事なことを見失って、浮かれる人が多い。 たとえば、ある大事な用事があったとしよう。 それは、私からお願いした事でも 相手からお願いされたことでも、どちらでもいい。 日程と場所を決める。 「どうせなら」とか「ついでだから」とかいう理由で その前後に新たな予定を組み込んで来る。 得てして後から増えた予定の方がテンション上がる内容の事が多い。 すると結果どうなるでしょうかね? 子供のように、後からの予定がメインとなり 当初の予定の重要度は低くなる。 低くなるだけならまだよい。 当初の予定を忘れていたり、 当初の予定をリスケしてきたりする。 アホかと。。。 私自身も楽しい事は大好きだ。 もちろん、それを優先して生きてきている。 でもさ、他人が絡んでいる事で 自分の楽しみを優先するような人は信用できない。 というか 興味が無くなる。 その人に時間を割くことが苦痛になる。 自分の時間もないがしろにされているわけだからね。 がっかりも怒りもない。 ただ単に興味がなくなる。 俺も絡まないけど、もう絡みたくもなくなるね。 好きに生きていってくださ...
戦略&テクニック

観察期。変化は連鎖するので現実の推測はしても未来の想像はしない

力学思考でバランスを変える場合、まずは現在の状況を適切に把握する必要がある。それには総体的に俯瞰で観察する事が重要なのだが、この観察期に革新的なアイディアを持ち込んではいけない。ここが難しい。 観察しながら『僕ならこうするのになぁ』『こうすればもっと効果的なのにな』などと考えてしまいがちだが、そこは我慢をしよう。 全ての要素は連鎖している。つまり、一つを変化させたら良いも悪いも含めてその他展開やバランスも変わってくる。よく映画や漫画である過去に行って問題を起こすと未来まで変わってしまうと言う話と似ています。 あらゆる展開をシミュレーションする場合、その選択肢はネズミ講の様に増えていく。もちろん全てを把握することは不可能かもしれないが、変化は連鎖すると言うことを忘れてはいけない。つまり、せっかく現実を俯瞰的視野で見ていても、一つ一つの事柄に自分の思考を挟んではフラットに全体を把握する事が困難になってしまう。 観察期は全体を把握する事が目的。それを忘れずに情報収集に努める。 この時に自分なりの予想はOKですよ。『この人はこう考えてこれをやっているのか』『この会社はもしかしてここを狙ってこの...
戦略&テクニック

無能な働き者には価値が無い

ドイツ軍を再建したとされる当時の参謀総長(最終的には上級大将)であった ヨハネス・フリードリヒ・レオポルト・フォン・ゼークト (略称:ハンス・フォン・ゼークト)の組織に対する分類思考が、 自分のスタッフの配置や役割を考えるのに非常に役に立つ。 全ての軍人は4つに分類される。 1.有能な怠け者 これは前線指揮官に向いている。 有能だからこそ事の是非を決する事が出来る。 また、怠け者だからこそ部隊がいかに楽に勝利で出来るかを考えられる。 2.有能な働き者 これは参謀に向いている。 有能で状況を見極めることが出来るが、 働き者がゆえ、他人に任せず自分で動くほうが性に合っているため。 3.無能な怠け者 これは総司令官、または連絡将校か下級兵士。 自分で判断できず、自ら考え動こうとしない。 しかし、考えることを避けるので参謀の進言や上官の命令どおりに動くため。 4.無能な働き者 これは処刑するしかない。 理由は簡単。自分で状況把握や判断も出来ないのに勝手に動く。 その結果、間違いに気づかず余計なことをして悪化させるからである。 重要なのは「誰が判断するか」 ここでは「有能」と「無能」。そして「働...
戦略&テクニック

ボジティブな計画をたて、ネガティブにシミュレーション、そしてポジティブに解決策を模索する

戦略を練る段階でスタッフに必ず言ってること。それは 全ての事柄に理由をつけろ ということ。 シミュレーションのプロセスにおいては、 ありとあらゆるパターンを想定して考えます。 当然それは<想像>という枠を抜け出ません。 想像である以上、正解かどうかはわからない。 解らないからこそ、徹底的に脳みそに汗をかいてシミュレーションをする。 これが非常に重要。 この程度でいいんじゃない? だいた普通はこんなかんじよね? こんな思考では絶対に勝ち抜くことは出来ません。 だからこそ、出される想定においては 全てその理由を考えるように言っています。 なぜその流れになるのか? その時に相手は何を求めてくるのか? 結果、どのような成果を得る可能性があるのか。 全ての想定に理由をつけなくてはいけない。 でも、ここを勘違いしてくるスタッフもいる。 それは『出来ない(失敗する)理由』を徹底的に考え抜いている時。 しかし、これも無駄ではないのも事実。 視点をちょっと変えてみましょう。 『出来ない理由』を『成功する条件』と言い換えればいいだけ。 一番怖いのは、失敗しない事よりも 失敗した時に、なぜ失敗したかがわから...