ビジネスでお金を頂くためには、等価交換で何かを差し出す必要がある。
これは基本中の基本で鉄則です。
逆もまたしかり。
プロである以上、提供した何かの対価を等価交換で求めて当然。
それは決して意地汚い訳ではなく、銭ゲバでもなく、プロであれば当然の事。
転じて、
自信を持ってお金を頂くだけの「満足」を提供する責任がそこに発生する。
プロであれば責任を背負って仕事をすること。
そしてその対価として、正当な報酬を受け取る事。
商品価格というものは、その商品の価値を表します。
人間も同じ。
自分自身の価値というのは金額で測るしかありません。
商品価格は「お客様がその商品を手にするために出しても良い金額」です。
自分の対価も同じこと。
「相手が自分の助けを借りたいときに、幾らまで出していいか」という指針。
よく、無料で仕事をしてしまうプロを見かけます。
「まずは私の仕事を見てください」「その後で評価してください」
これも一つの方法であるかもしれません。
ですが、あまり推奨できない。
プロである以上、正当な仕事をして正当な評価を得ること。
無料で請け負うあなた、無料で提供した仕事。
きっと相手の期待値はどちらも「無料レベル」です。
無料で提供する事でハードルを下げて、
成果でそのハードルを大きく超えれば、そのギャップが感動を生む。
それは力学思考として正解です。
商品やサービスを提供するときにその方法を活用する事は多々あります。
しかし、そこまで自分自身を下げる必要はありません。
自分自身の正当な評価額というのは
いまのあなたに対する査定価格です。
つまり、今のあなた100%の金額な訳。
手を抜くのではない。
100%の正当な報酬をもらう為には、
100%の全力で仕事をしていかなくてはならない。
常に全力。
その為に、正当な評価報酬を貰うべき。
フリーランスほど、ここは徹底した方がいいと思います。
一度「無料で働いてくれる都合のいい人」
とい評価がついてしまうと、知らず知らずのうちに
他人は甘えて、そこから抜け出してくれなくなりますからね。