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仕事の話

仕事の話

過去は未来を作れない

ビジネスは「数字」が全てではありません。 数字で全てが割り出せると思ったら大間違いなんですね。。 コンサルティングを 「統計学」のようなスタンスで捉えてる人も多いかもしれません。 でもね、 統計学って、つまり過去の分析ですから。 過去が作るのは「現在」であって「未来」じゃない。 と、私は思うわけです。
仕事の話

ビジネスでも「愛は盲目」という話。

自分の会社で時間をかけて開発した商品や 扱っている商品を愛しすぎている人によく会います。 もちろん、販売する側がその商品に不安を抱えていては お客さんはそれを敏感に察知し、購入まで至らないでしょう。 というよりは、自分の商品を客観的に見られないようでは その市場で生き残ることは不可能。 今の世の中、完全なるオリジナル商品は皆無です。 似たような商品がすでに存在して、それらとの差別化を 明確に打ち出せるかが勝負の分かれ目。 だからといって、自分の商品の優れたポイントを羅列しても それだけでは浅すぎるというもんです。 商品を愛する販売者は、自社商品の優位性しか語りません。 その商売が上手く行くことの方が少ないことになかなか気づきません。 なぜか? 既存ライバルに対して消費者が抱いている不満感を きちんと把握しようとしない。 そして、把握していないからこそ 的外れなプレゼンをしてくる。 どんなに自社商品の優位性を語られたところで それが消費者の求めているものでなければ全く無意味なんです。 その商品の売り上げを伸ばしたくて相談してくる 方は多いですが、消費者のニーズをきちんと把握してる ことは...
タイムマネジメント

睡眠時間3時間で1年間働いた。それでも年収492万円の奴隷の話

自分の本業以外に、もうひとつ収入源を確保する「ダブルワーク」が流行です。 この「ダブルワーク」と「ビジネス」の違いがいまいち曖昧な人が多い。 ビジネスというのは「仕事」「職業」「事業」「商売」の事です。 そして、ワークというのは「労働」です。 (厳密には「仕事」も含まれますが) 「労働」というのは、ウィキペディアによると 奴隷制の一形態として人間が肉体や道具を用いて対象にはたらきかけ、 人間や動物にとって有用なものをつくりだす行為である …奴隷ですって(笑) なんとも恐ろしい表現ですが…あながち間違いとは言えません。 もっと簡単に表現すると「労働」とは、 ≪自分自身が動いて、利益を生み出す行為≫。 ビジネスは、仕事全体を指し ワークは、自分自身の労働を指します。 自分自身が動くということは、 万物平等に与えられた24時間という時間を、その行為に消費しているはず。 つまり、時間の切り売りをしている訳です。いわゆる「時給」ですね。 アルバイトの平均時給は、992円と言われています。(2013年度調べ) これは、自分の1時間を992円で売っているということ。 1日は24時間です。 1時間99...
仕事の話

出来ない人は言い訳が上手いなぁ。

何をやっても出来ない人って、 実は少ないんですね。 やるべきことを実践してみて、結果がついてこなくても それがデータとなります。 データさえあれば、それが経験として蓄積される。 その経験は次のステップの指針となります。 まずやる。 そして何かを手に入れる。 やらなければ、得られるものはゼロ。 ゼロにレバレッジを掛けても何も生まれない。 ゼロに何を掛けてもゼロ。 やらない人ほど、千差万別の言い訳を考える。 そんな暇があったら、まずやってみたらどうでしょうね。 100を手に入れられなくてもいいんです。 たった1でも手に入れて、それにレバレッジをかける。 手に入れた1を2に変え、4に増やし、8を目指す。 その先には100が待っています。 やらない理由。 それでいいんですか? もったいない。
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「5段階の顧客感情」:顧客満足度がなんぼのもんじゃい?

商売をしてて(これが人生でも恋でもね) やっぱり「顧客満足」って考えると思うんですよ。 「お客様が喜んでくれれば、それが一番!」 うん、素晴らしいことだと思います。 間違ってなんかいません。 でも、顧客満足ってそんなに凄いことですかね? おっと、誤解を招きそうなので註釈。 目指すレベル、設定する目標っていう話になります。 自分が何か提供して、相手が抱く感情は 実は5段階にわかれます。 それを把握することで 自分の目標や、アイディア(戦略)の精度もアップします。 顧客感情1:不満 一番下のランクです。 あなたの提供したものに納得していません。 クレームとなって帰ってきたり、 最悪の場合はクレームすらなく去っていきます。 さらに悪い状況としては、その不平不満を口コミで拡散するかも。 当然、このレベルは回避したいですね。 次のランクが 顧客感情2:満足 俗にいう「顧客満足」はこのポジションです。 これが最高ではありません。 実は不満のちょっと上なだけなんですね。 ですから、このレベルを目標に設定してしまっては あなたの提供する商品やサービスの質も、そこでストップします。 では、その上のランク...
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新幹線と飛行機どちらが安い?

東京から大阪や、名古屋などへの出張が多くなってきたので 色々と移動手段の金額を考えるようになってきました。 知人には有名な話ですが、私は飛行機移動が大好きです。 というよりは、空港が大好きで 知らない空港に行くだけでワクワクします。 ですが…結局、新幹線よりも飛行機のほうが時間がかかります。 は?って感じかもしれませんが… 東京から大阪に移動するとしましょう。 (たとえば主要駅の「東京駅」から考えます) ■新幹線は東京駅から乗れるので、駅移動は0分とします。 東京~新大阪 2時間36分(のぞみ利用) ■飛行機の場合、羽田から関空に行くことを考えます。 東京~浜松町 電車で5分 浜松町~羽田空港第一ビル モノレールで19分 羽田空港~関西国際空港 飛行機で1時間24分 関西国際空港~なんば 電車で39分 なんば~新大阪 電車で14分 ここまで計算で、 新幹線は 2時間36分に対して、 飛行機利用だとトータル 2時間41分 普通の人はここで≪あまり変化がないじゃん≫と思うかもしれない。 でも本当はこれが盲点だったんですよね。 新幹線は乗ってしまえば乗り換えもなく寝てれば到着。 それに比べて...
仕事の話

面接で喋った報酬に対する考え方

新スタッフの面接を行った。 私 「給料の希望とかありますか?」 新人「はい、前職と同じ○○万円頂ければ嬉しいです」 私 「なるほど。 では、うちは▲▲万円(前職より低い)を提示します」 新人「え? 前職よりも高くないとステップアップになりません。。。」 私 「では、あなたが前職であげていた売上と同等まで最短で結果を出して。 そうすれば、うちでは前職以上の待遇を提示させていただきます。」 新人「それは幾らですか?」 私 「まだお答えできません。 いま提示した▲▲万円というのは未来のあなたへの期待額です。 報酬を頂くということは、それなりの売上に貢献してください。 その代わり、成果に対する評価は出来るだけ頑張らせていただきますので。」 うちはそういう会社です。 やっていることが何であれ、それがビジネスである以上 どこかで「利益至上主義」の部分を残さなくてはなりません。 利益ばかり追い求めても、会社は評価されなくなりますが。 自分の報酬というのは、所属母体に利益を落とした事に対する 評価額なのです。 希望を持って、そこに突き進んでもらいたいと願う 夕暮れの会議室でした。
仕事の話

感情をデータとして分析出来れば未来が見えてくる(非構造化データの話)

インターネットを仕事に活用する。。。と考えたとき、一番のメリットとして 多くの人は「初期投資が少ない」とか「宣伝が楽」とかをイメージするのでは ないでしょうか? もしろん、それは間違いではないのですが私が考える一番のメリットは 《数字が見やすい》こと。 過去のデータという数字を検証することで、これからの戦略も錬れるし 自社のプロモーション効果を客観的に見ることが出来るので、 戦略にブレがなくなる。 ABテストのような実験が、最小投資で出来るのは確かに魅力なんですが 一番重要な部分は、その結果がきちんと数字で現れるということ。 目に見える結果が出てしまうので、怖いという一面もありますが それゆえにブレることなく最適な戦略を構築できるというわけ。 だがしかし! 実は、この数字というのがやっかいで、見方や分析方法を知らないと 答えを教えてくれるはずの数字に踊らされることになる。 先日、過去のデータを見ながら過去のプロモーション成果を説明された。 いやはや、そもそも論で視点が間違っていたりする訳で。。。 数字は全てを物語っているのに、 見ている方向性が違うからまったく逆のことをイメージしてしま...