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仕事の話

仕事の話

行動しないスタッフが無能なのではなく、行動させられない上司が無能なのである。

耳が痛い経営者も少なくはないでしょう。 「あいつは何で言ったことが出来ないんだ」 「なぜ同じことを繰り返して失敗するのか」 こんな場面に遭遇したことって、1回や2回じゃないと思います。 だが、冷静になって考えてみるとスタッフは「従業員」な訳で。 業に従う員なわけですよ。 業を与え、指示するのが経営者で有る以上 従うべき指示をきちんと提示する事が最低限の役目。 だから、言ったことが出来ないんじゃなくて いう事をやらせる事が出来なかったんだね。 同じことを繰り返して失敗するんじゃなくて、 繰り返さないように指示が出せなかったという事だね。 全ての怒りを自分に向けてみれば、違った感情も出てくるかも。 行動しないのではない。 行動させられてないんです。 言う事を聞かないんじゃなくて 言う事を聞かせられてないんです。 それだけのこと。 ジョッキーは馬を気持ちよく走らせてナンボ。 そこには信頼関係も必要ということですよ。
仕事の話

本当のノウハウは他にある

ブログでノウハウを出しすぎてる人が多いと思いませんか? 利益に繋がるノウハウと 喜んでもらうノウハウに、きちんと線を引いていますか? 先日も、あるクライアントさんが言いました 「どんどんノウハウを提供して、ファンになってもらいます!」って。 はい、確かにファンは増えると思いますよ♪ でも、あなた=無料でノウハウをくれる人 って認識でね。 あなたから無料で何かを手に入れることになれた人は 決してお金を払おうとしません。 ビジネスには繋がりにくくなるんですね。 無料奉仕が多すぎると。 なにを出して、何を出さないか… きちんと線引きをするべきです。 私の場合、マーケティングのノウハウはどんどん出します。 それは、「まだまだ引出しは無くならないぜ」という自信でもありますが、 根本的に、そのノウハウを「仕組み」にコーディネートできるスキルが 自分の武器だと思っているからです。 現在の状況や、市場の動向によって 細かなカスタマイズが必要なのがマーケティングだと感じています。 ですから私は安心してノウハウを出しています。 いうなれば、一流レストランの前で 無農薬野菜を売っているようなもんですね。 同...
仕事の話

あなたにお金を払う理由が見当たりません…

「インターネットを使って集客したい」と 相談に来る方がいらっしゃいます。 それ自体は、全然悪いことでも間違っていることでもありません。 ですが、このブログでも何度も書いていますが 「集客」という言葉ほど多面性を持った表現もめずらしい。 読んで字のごとく、「集客」とは「お客様を集める」 ということですね。 「お客様」というのは、あなたのサービスに申し込んでくれたり 商品を購入してくださって初めて「お客様」です。 一番の目的はここですね。 たとえば、あなたが物販をしているとしましょう。 その場合、最終的な目的は「商品を購入していただく」ということ。 今回は、この場合に忘れがちなポイントについてお話しします。 全ての商売に言えることですが、「お客様がお金を払う」には 理由が必要です。 ま、一番の理由は≪その商品が欲しい≫ということです。 (サービス業は、「そのサービスを受けたい」に変換してくださいね) ですが!! あなたから商品を購入する理由は≪その商品が欲しい≫ですが、 お客様の本当の理由は違います。 ここを忘れないで下さい。 あなたから、洋服を買いたい    ↓ その洋服を着て、素敵に変...
戦略&テクニック

仕事は自分で仕切り、作業は他者に任せる

『仕事&作業』。この二つを勘違いしている人が、あまりにも多い。 『昨日、会社案内のホームページを明け方まで作ってたよ』 これは作業です。 『深夜までかかって、メールマガジンの原稿を書いてた』 これも作業です。 『営業メールを100通も送った』 これも作業。 『お客様に、サポートメールを100件返信した』 これは仕事です。 この勘違いをまず無くさないと、絶対に稼げません。 仕事も作業も、大きな意味では目指すものは≪利益≫です。 仕事の中に作業があります。仕事の先に利益があります。 『昨日、会社案内のホームページを明け方まで作ってたよ』 それが専門の部署に在籍しているのなら、仕事と呼んでいいですが 通常はサイトを作る行為は作業です。 10個作っても、100個作っても利益なんて発生しません。 それが公開され、訪問してもらって、そこから購入されて初めて報酬です。 『深夜までかかって、メルマガの原稿書いてた』 あなたが、ライターさんでメルマガの原稿執筆を依頼され、 それで利益を生むのであればこれは立派な仕事です。 メルマガの原稿を書いただけでは1円にもなりません。 それを配信し、読者が読んでくれ...
仕事の話

経営者であれば利益至上主義という考え方は≪あたりまえ≫な話。

ちょっと厳しい話かな。 だれでも、自分の労働に見合ったお金を手に入れたいですよね? それは当然です。 でも、この「見合った」という基準は何? 「俺はこれだけ頑張った」 「私は、こんな時間まで働いた」 oh! 失礼を承知で言わせて頂きます。 「これだけ頑張った。 だから金をくれ」 これ笑止!! 「こんな時間まで働いたから、金をくれ」 これも笑止!!! いいですか? あなたがどれだけ頑張ったか。 その頑張りだけを評価してくれるのは、小学校で終了。 あなたの欲しいのは『お金』じゃないんですか? 『感謝の気持ち』や『なでなで』じゃないでしょ? 自分がもらう報酬というのは、 ≪利益を生み、その中から自分の頑張り分だけ頂けるもの≫ これを忘れないでください。 農家で考えてみてください。 「俺、10ウネも掘った。 その分金をくれ」 「俺、半分以上種を蒔いた。 その分の金をくれ」 「俺、毎日水やってる。 その分の金をくれ」 この頑張りは、1円も利益を生んでないんです。 この時点では金銭的評価ゼロ! この頑張りの先に、素晴らしい野菜が実り それを収穫し、そして出荷。 ここで初めて利益です。 利益が出て始...
仕事の話

常に意識してほしいのは『投資評価額』という値

ビジネスは、投資を何倍かにして回収する仕組み。 式にすると、投資×【X】=収入 です。 アルバイトやギャンブルのように【X】部分が自分でコントロール出来ないものはビジネスに適しません。 あなたも、毎日複数のタスクをいくつも同時に処理していませんか? よっぽど暇な人は別としても、ほとんどの人にそれほどの時間的余裕は 存在しないと思います。 また、時間的余裕があっても その時間を決められた単価(時給)で売っていては いつまでたってもビジネスとは呼べません。 一般的なコンビニエンスのアルバイト時給… 地域差はあるにしても、おおよそ900円ほどでしょうか。 あなたの本業の手取り給与を、その900円で割ってみてください。 そして、出た数字を30で割ってください。 そこに出た数字…何を表すかわかりますか? 本業と同レベルの収入を稼ぐために 1日に働かなくてはいけない時間 です(笑) そんなにあなたは暇ですか? 何度も書いていますが 絶対に「時間の切売り」はしちゃいけません! 自分の時間を売っているだけでは、 すぐに収入の上限に達してしまいます。 しかもきっと体を壊します(笑) 限りある時間を使って...
タイムマネジメント

その作業は、アナタしか出来ないの?

時間を切り売りするビジネスには限界がある しかし、基本的に収入とは労働に対する対価が原則。 「なんらかの方法で働かなくては。。。」 そう考えても不思議ではありません。 今の日本ではそのように教えられてきましたからね。 ですが、実はお金とは労働の対価ではありません。 感謝との物々交換です。 購入者に感謝していただければ たとえ自分の時間を使わなくても利益は得られる。 あなたの商品を購入者さんに喜んでもらえばよい。 時間を消費しながら売り歩くこともありません。 時間を浪費しながら宣伝することもありません。 ネイルサロン、マッサージ師、何かの講師などサービス業も実は同じ。 実際にそのサービスを提供するときは、あなたの時間を使ってるかもしれないが、 スキルや知識という付加価値を付けて、あなたの時間を提供することで お客様から感謝とともにお金を頂いています。 さらに 本当に全部が全部、あなたでなくてはいけないのでしょうか? 宣伝、問い合わせ対応、誘導、事務処理、商品作成、発送業務。。。 そのビジネスに関わるワークを細かく分類してみると ≪あなたの付加価値≫を使う必要がない部分もありませんか? 自...
仕事の話

過去は未来を作れない

ビジネスは「数字」が全てではありません。 数字で全てが割り出せると思ったら大間違いなんですね。。 コンサルティングを 「統計学」のようなスタンスで捉えてる人も多いかもしれません。 でもね、 統計学って、つまり過去の分析ですから。 過去が作るのは「現在」であって「未来」じゃない。 と、私は思うわけです。