月曜日はやっぱりきつい。特に旅行から帰ってきた直後の月曜なんて、どうにもこうにもテンションが上がらない。久々に仕事に戻ると、楽しかった日々がまるで幻だったかのように感じてしまう。
そんな朝を迎えた今日、いつも楽しみにしているKちゃんからのマドレーヌが届いた。
Kちゃんのマドレーヌは毎月の小さな楽しみだ。フワッとした生地に、優しい甘さが口の中で広がる。それだけで少し元気が出るのが不思議だ。
けれど、今日はちょっとしたトラブルがあった。箱を開けようとしたら、側面のテープがなかなか剥がれない。
まるで、「もう少し頑張れよ」って言われているみたいで、思わず笑ってしまった。
こういう小さな出来事が、意外とその日の気分を左右するんだよな。箱が開かないなんて、本当に些細なことだけど、テンションがガクッと下がる。でも、その一方で、そんなことにこだわる自分を俯瞰して見て、ちょっと笑えたりもする。結局、箱を無理やり開けてマドレーヌを頬張りながら、こんな日もあるさと思うことにした。
なんだかんだで、Kちゃんのマドレーヌはやっぱり最高だった。月曜日のブルースを吹き飛ばすには、甘いものとちょっとしたユーモアが効くんだなと再確認した一日。