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GSTO(ゴースト)戦略構築の4ステップ

戦略を構築する
この記事は約4分で読めます。

何かを成し遂げるきにどのように考えを纏めるか

力学的戦略思考の肝とも言うべき考え方がある。

 

「GOAL(目的)」

「STRATEGY(戦略)」

「TACTICS(戦術)」

「OPERATION(作戦)」

 

それぞれの頭文字を取って「GSTO(ゴースト)」

と読んでいる考え方ですが、

まずはこれを説明しましょう。

 

目的、戦略、戦術、作戦。

この4種類の違いを明確に理解して

説明できる人はさほど多くはないかも。

まず最初にこの違いをしっかりと

覚えることが大事です。

 

「GOAL(目的)」
最終的な到達点。

得たい利益や状況。今自分が求める目標。

 

「STRATEGY(戦略)」
最終的な目的を達成するための大枠的な計画。

 

「TACTICS(戦術)」
戦略を実現するための具体的な方法や手段。

 

「OPERATION(作戦)」
戦術の一部で、

さらに細かく落とし込んだ行動や手順。

 

目的/計画/手段/手順。

当たり前の流れだと思いますが、

実際に色々なクライアントさんの話を聞いていると

意外に当たり前ではないことに驚きます。

 

日々忙しく動いてはいるが、

なぜこれが必要か気づいてない《目的なし型》。

やるべきことは解っているのに

何から手をつけていいか迷走している

《作戦なし型》。だいたいこの二つが多い。

 

しかも、このGSTOは、

G→S→T→Oの順番に構築していくのがセオリー。

しかし、この順番を間違えている人も多い。

 

日々の忙しさに忙殺されて、

やるべきことを見失っているパターン。

これも多いかな。

 

とにかく思考を纏めて、

より早く目的を達成するためにも

このGSTOの考え方を身につけてほしい。

 

詳しい解説は後ほど行うとして、

簡単な具体例をいくつか挙げてみましょう。

 

「家族旅行で海外に行きたい!」

が最終目的のゴールをだとする。

「出来るだけ予算を抑えたいから平日に行こう」

というのが目的達成ための大枠的な戦術。

「平日だから①パパは会社を、

②子供たちは学校を休まなくちゃならない。

③ママは予算を捻出して、

④ポチの面倒も考えなくちゃ」

これが細かな戦術。

そして最後に

「①パパは会社で有給が残ってるか確認。

残ってたら有給申請を!

ダメだったら親戚に不幸があったことにしよう。

②子供たちはインフルエンザにかかった事にして

学校を休みましょう。

でも宿題は必ず持っていく事。

③ママは定期預金を解約して旅費を捻出します。

④ポチはその間だけでもお隣さんにお願い出来るか聞いてくるわ」

という、より細かな作戦を練ります。

 

これが一連のGSTOの流れ。

 

「脱サラして、商売を始めたい!」が目的の《G》

「農家に知り合いが多いので、

ちいさな八百屋をやろう」これが戦略の《S》

「差別化をするために、

①健康ブームだから体に優しい野菜を扱おう。

②とにかく安心して買ってもらえる野菜にしよう」

が戦術の《T》

「①体に優しい野菜を探して

各農家に直接出向いて契約しよう。

②安心感を与える為に

名前と顔写真を袋に貼ろう。

追加で③さらに美味しさを知ってもらうために、

野菜の試食コーナーを作ろう」これが手段の《O》

 

まずは長期的な視野で「目的」を明確にして

目的に直結する《道筋》を考えるのが「戦略」。

道筋にある《ハードル》を見つけるのが「戦術」。

ハードルの《越え方》を考えるのが「手段」。

 

もっと簡単に書くと、
《沖縄》に旅行へ行こう!が「目的」


《電車と飛行機とレンタカーで行く!》が「戦略」

《空港まで何線で行って、

どこの飛行機に乗るか、

沖縄でのどれくらい走るか》か調べるのが「戦術」

《電車の時刻調べて、

飛行機のチケット取って、

レンタカー会社に予約して、

道中の道順をナビに入れておく》のが「手順」

 

詳しい考え方は後々に説明するので、

まずはこの戦略構築の4ステップを

頭に入れておいてください。

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