今日は「ここまででいいや…」のお話。
自分が創造するものは、
なるべく「この程度で充分かな」といった考え方をやめましょう。
つねに自分の最高のものを世に出す。
それくらいの気持ちでやらないと、なかなか勝てません。
クライアントさんの中で、
期日までにお願いしていたものが仕上がってこなかったんですね。
もちろん、それはクライアントさん自身の仕事のことだから
怒ることではないかもしれません。
でも、言い訳が出てしまったんですよね…
「最高のものを作りたくて。このレベルじゃ満足できないんです」と。
普段、私がお話してることを
逆手に取られてしまいました(笑)
どちらが重要かとは、一概には言えません。
締め切りが迫っているから、この程度でいいや!
これもいけません。
完璧を求めたいから、締め切りを簡単に破ってもいけません。
この場合、やはり優先すべきは締め切りです。
ビジネスでは、スケジュールによって多くの人が動いています。
その完成度とは関係なく、締め切りに間に合わないことで
多くの人にも迷惑がかかります。
それ以上に、あなたの信用に関わりますね。
もし締め切りまでに間に合わないのでしたら、
それにあわせた戦略の設定が必要です。
扱っている内容や、状況によってかわりますが
たとえば、私の今回のクライアントさんの場合は
広告に掲載する予定のPR原稿だったのですが…
これを例としますと
・完成予定の全体を前後半にわけて、完成部分だけを公開する。
⇒ 読者の興味を持続させ、定着率をあげる
・別角度からの予告編を製作して、あて本編は掲載しない。
⇒ 読者の期待値を上げる
・最後の部分だけを、あえて予想させるクイズにしてしまう。
⇒ 別の楽しみを用意して、ファンを増やす
などなど。
どれもが苦肉の策でしかないのは承知ですが
その戦略に理由をつければOKです。
必ず、次に繋がる理由をね。
戦略とは、究極の言い訳でもあるのです