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旧原稿

仕事の話

面接で喋った報酬に対する考え方

新スタッフの面接を行った。 私 「給料の希望とかありますか?」 新人「はい、前職と同じ○○万円頂ければ嬉しいです」 私 「なるほど。 では、うちは▲▲万円(前職より低い)を提示します」 新人「え? 前職よりも高くないとステップアップになりません。。。」 私 「では、あなたが前職であげていた売上と同等まで最短で結果を出して。 そうすれば、うちでは前職以上の待遇を提示させていただきます。」 新人「それは幾らですか?」 私 「まだお答えできません。 いま提示した▲▲万円というのは未来のあなたへの期待額です。 報酬を頂くということは、それなりの売上に貢献してください。 その代わり、成果に対する評価は出来るだけ頑張らせていただきますので。」 うちはそういう会社です。 やっていることが何であれ、それがビジネスである以上 どこかで「利益至上主義」の部分を残さなくてはなりません。 利益ばかり追い求めても、会社は評価されなくなりますが。 自分の報酬というのは、所属母体に利益を落とした事に対する 評価額なのです。 希望を持って、そこに突き進んでもらいたいと願う 夕暮れの会議室でした。
タイムマネジメント

時間の前倒しを意識して、人生にゆとりを作る

仕事のプランニングがしっかり出来ていれば、 滞りなくワークも進みます。 そのためにタスクリストやガントチャートなどをつかって スケジューリングしているかと思います。 でも、 なぜライフプランにおいては何もしないでしょうか? 予測 → 準備 → 実践 これが出来ていれば、そんなに慌てるものでもない。 年末が忙しいのであれば 「あー来月は忙しくなりそうだな」ではなく、 「来月は忙しいから、今月のうちに出来る業務は進めておこう」と 考えれば随分楽になる。 目の前のワークに追われているとどうしても先の準備は進められない。 なかなか難しいかもしれないが、 少し先のスケジュールをこなすように変更していくと 日常業務がすごく楽になります。 タスクを作るときに、 「納期=本日」とか「納期=明日」とか決めると思います。 毎日こなすのは「今日」のタスクではありません。 意識としては「明日」のタスクを今日のうちの終わらせるようにしたいもの。 時間の前倒しをすれば、人生にゆとりが出始めますよ。
戦略&テクニック

『EFO』:最後の最後でお客様に逃げられる理由

ウェブ集客などを考えると、必ず出会う「SEO」という言葉があります。 「Search Engine Optimization(サーチエンジン オプティマイゼーション)」 という単語の頭文字を取ったもので、「検索エンジン最適化」という意味です。 つまり、GoogleやYahoo!でキーワードを検索したときに 出来るだけ上位表示させるためホームページの内部を最適化する手法のこと。 一昔前は ≪ホームページを上位表示さえさせれば人が来る=売上があがる≫と考えられていました。 完全に間違いではないのですが、今はそれが全てではないということも知られています。 ウェブでの集客というのは大きく分けて3段階で考えます。 それは「来てもらう」「読んでもらう」「行動してもらう」。 SEOというのは、いわば最初の「来てもらう」という部分だけを担っているもの。 一般の商店で「いらっしゃい!いらっしゃい!」とお客様を店内に呼び込んだ状態。 でも、店にお客様が入れば商品が売れるかといえばそうではありません。 次のハードルとして、お店の商品をよく見てもらったり、説明を聞いてもらいたい。 それには入った瞬間の印象がと...
仕事の話

感情をデータとして分析出来れば未来が見えてくる(非構造化データの話)

インターネットを仕事に活用する。。。と考えたとき、一番のメリットとして 多くの人は「初期投資が少ない」とか「宣伝が楽」とかをイメージするのでは ないでしょうか? もしろん、それは間違いではないのですが私が考える一番のメリットは 《数字が見やすい》こと。 過去のデータという数字を検証することで、これからの戦略も錬れるし 自社のプロモーション効果を客観的に見ることが出来るので、 戦略にブレがなくなる。 ABテストのような実験が、最小投資で出来るのは確かに魅力なんですが 一番重要な部分は、その結果がきちんと数字で現れるということ。 目に見える結果が出てしまうので、怖いという一面もありますが それゆえにブレることなく最適な戦略を構築できるというわけ。 だがしかし! 実は、この数字というのがやっかいで、見方や分析方法を知らないと 答えを教えてくれるはずの数字に踊らされることになる。 先日、過去のデータを見ながら過去のプロモーション成果を説明された。 いやはや、そもそも論で視点が間違っていたりする訳で。。。 数字は全てを物語っているのに、 見ている方向性が違うからまったく逆のことをイメージしてしま...
戦略&テクニック

「パレートの法則」:富は不均衝に集中する

イタリアの経済学者パレートさんが発表した法則。 ≪富は不均衝に集中する≫を元にした考え方で、 「ある国の全人口の2割が、富の8割を独占する」 と表現されたことから、別名「2対8の法則」とも呼ばれます。 ビジネスの世界でよく言われるのが 『ある会社の2割の得意先の売上高が、全売上げの8割を占める』とか 『全社員のうち2割の社員が、会社の8割の利益を生んでいる』などという話。 中には 『私は、部下の8割の意見は聞いている』 という上司に対し 『私の上司は2割位しか意見を聞いてくれない』 と思っている部下も。。。 『自分は部下に好かれている』 そう思っている上司が8割も居るのに対して、 『自分は上司に恵まれている』 と思っている社員は全体の2割だったりします。 ≪全計画の2割に全力を注げば、8割は出来たようなもの≫ そういう考えもあります。 まずは、自分の力の入れどころを考え直してみませんか? きちんとやろうとしすぎて、先に進めない人を多くみかけます。 全部を100%仕上げようとするので、進めないんですね。 そんなときは、集中する2割の部分だけを考えてみてください。 その程度でOKです。 2...
仕事の話

データの取り扱いを間違えなければ、そこには全てが現れる

ここに、とある小さなレストランがあるとします。 こじんまりとした、夫婦二人で切り盛りするようなお店。 このお店…味の評判はすこぶる良く、 夫婦経営者の人柄も問題ありません。 一生懸命に働きますし、 笑顔の接客も絶やすことはありません。 しかし… 某グルメサイトに掲載してみたところ 約60%の人が「愛想が悪い」「料理が出てくるまでが遅い」と かなり辛辣な評価を下しておりました。 しかも、お店の経営も 聞けば想定利益の55%しかクリア出来ていないという…。 小さなお店。 平日はほとんど空席が目立つ。 笑顔や接客は気を付けているのに、6割が低評価。 (一部脚色しておりますが) こんな状況で相談を受けました。 でも、各種資料を読み解いていくうちに 当たり前の状況が見えてくるんですね。 データはすべてを物語っていました。 ちょっと面白いケースだったので 数字や内容をわかりやすく調整して、ご紹介します。 たとえばこのお店、30人も入れば満席になるような 小さなお店だと想定します。 1週間の流れを見てみると、 毎週月曜日が定休日。 満席になるのは、 花金と翌日が休みな土曜日くらい。 おおよそのお客様...
戦略&テクニック

「ランチェスター戦略」:弱者の為の最強戦略

ランチェスター戦略って何? スモールビジネスの運営者だったら、絶対に頭に入れておいて欲しい 考え方の最重要戦略がこの「ランチェスター戦略」です。 特に、個人事業主さんや中小企業の方々が市場シェアを取るのに、 これほど効果的で、これほど明確な戦略が他にあるのかと思えるほど。 その始まりは第一次世界大戦当時、 戦闘機の開発に従事していた「F・W・ランチェスター」氏が 戦闘機による空中戦をシュミレーションし分析して1916年に発表した 「ランチェスターの法則」。軍事作戦における方程式の一種です。 そして、第二次世界大戦が勃発。 再度注目され、多くの学者たちが兵力の補填、兵器開発、兵站を研究考慮し、 「ランチェスターモデル式理論」としてあらたに発表されま。 その後さらに、コロンビア大学の数学教授B.O.クープマンによって 「ランチェスター戦略方程式(クープマンモデル)」として発展・再発表されます。 これをアメリカ軍が正式に採用し、多大なる成果を収めました。 そのことにより、戦後になってその理論が多くの国で翻訳されることとなります。 そして月日は流れ。。。 1972年に、日本人の経営コンサルタン...
マインド

悔しかったら勝てばいい

昔から自分の座右の銘の一つでもある、 「悔しかったら勝てばいい」 どんなに悔しい思いをしても それを「悔しい」と感じた時点で、それは現実となる。 現実を受け入れなければ、悔しさも感じないが 自分自身の成長もあり得ない。 成長するためには、現実を真摯に受け止める必要がある。 つまり、成長するためには「悔しさ」がついてまわる。 それが嫌ならば、勝てばいい。 敵に勝つことも必要。 でもそれ以上に、自分に勝つことが重要。 本当の敵は、自分の中にいる。 自分の中にいる「甘え」に打ち勝つことが出来れば、 その先には「悔しさ」の払拭にもなる。 自分自身に打ち勝つことが出来れば、 結果的に勝負に負けたとしても納得できるはず。 それが「成長」。 成長するためには、 完全燃焼で勝負を挑むしかない。 それも自分自身の内なる敵にね。