しょせん全ては「あたりまえ」なんですね。
あたりまえの事を、あたりまえのようにこなす。
そうする事で、「あたりまえ」ではなくなる。
面白いですね^^
普通の事を「凄いだろ!」とアピールしても
それは案外響かないもの。
「あたりまえ」に気づいてもらいたい時ほど
それをアピールしてしまう。
逆効果。
たとえば空気。
いつでも呼吸すれば体内を満たしてくれる。
そこにあるのがあたりまえのモノ。
でも、空気がなくなったら人は生きてはいけません。
なのに、それほど感謝されない。
あ~神様ありがとう! お母さんいつもありがとう!
そして空気さん、ありがとう♪
きっと、気が変になったとしか思われない(笑)
たとえば、有名レストランのシェフ。
ひねくれた見方をしてしまうと、料理が上手くてあたりまえ。
それが仕事ですから。
お金を貰って、毎日毎日おなじメニューを作ってます。
味の精度があがって当然。
それに引き替え、家庭の主婦は?
メニュー決めも、毎日違うものを考えなくてはいけない。
買い出しだって、スタッフじゃなくて自分。
特別報酬を貰うわけではないのに、毎日料理を作り
味が濃いだ薄いだと、素人の夫に文句を言われ
お菓子を食べた子供は、無残にも残していく。
それでも粛々と片づけや洗物をこなす。
うーん、主婦って素晴らしい(笑)
…口には出して、あまり言わないけど。
と、実は人を感動させるには
特別な仕掛けが必ずしも必要だとは限りません。
「あたりまえの事」を、ただあたりまえにこなす事が大切。
目先の利益を追い求めるがゆえに、
新しいアイディアや、斬新な仕掛けに頭を悩ませる。
でも、
実は、一番大切な「あたりまえ」が出来ていない人がほとんど。
新しい事を始める時だからこそ、
そこにある「あたりまえ」をもう一度見直してみてください。
あなたの「あたりまえ」は、本当にそこにありますか?